Leitz Taylor-Hobson Xenon 50mm f1.5 1936年に発売開始され、僅か6000本余しか製造されなかった希少ハイスピードレンズです。 後のLeica Summarit 5cm F1.5(1949年登場)の前身となったモデルとして有名です。 ノンコートですので滲みによる幻想的な描写やぐるぐるボケや虹ゴーストなどはこのレンズでしか味わえないと思います。 こちらのレンズはピントリングのギザギザローレットが2本なので前期型になります。 その中でも「Taylor-Hobson U.S Patent 」という銘がレンズに入っている珍しいものでイギリス、アメリカへの輸出ロットになります。 光学系はレンズ内にチリ、この時代のレンズ特有の気泡がありますが撮影には影響ないと思います。 絞りリングが硬いです。 レンズの状態などは作例にて判断をお願い致します。 付属品はレンズ本体、前後キャップになります。 NCNRでお願いします。