インドネシアのジャワ更紗から仕立てました木綿の半幅帯です。 1990年代頃にジャワ島北部海岸地方のチレボン（チルボン）で作られたろうけつ染めのバティックで、黒に近い暗い茶色に非常に細かい柄が全体に敷き詰められるように描かれています。優雅な大輪の花々と小さな蔓葉のような柄が全体に溶け合うように表現されています。 一色の染色ですが、柄の細やかさとグラデーションが華やかな印象です。 中心あたりに一箇所継ぎがございます。 バティックのデザイン上、縦線が柄として数箇所入っています。 362cmと若干短めです。変わり結びは難しい場合がございますが、シックな色柄ですので、古典的な貝の口や矢の字結びなどでキリッと結んでいただけますと幸いです。 色止め処理を致しましたが、完全に色移りがないわけではございません。汗や雨で濡れた際には特にご注意くださいませ。裏面の生地は色移りの心配はございません。 裏面は朽葉色の遠州木綿を使用しております。 三河帯芯を使用し、全て手縫いで仕立てております。 素材: 綿（インドネシア、日本）　帯芯： 綿（三河帯芯） 仕立て: 日本 寸法: 幅16cm　長さ362cm ＊ヴィンテージの布を使用して新しく帯に仕立てたお品です。 手仕事による柄のずれや古色は布の味としてご理解くださいますようお願い致します。 ✳︎ 汗や雨で濡れた場合、色移りする可能性がございますので、色の薄いお着物と合わせられる際はご注意ください。 ✳︎お使いのパソコンのモニターで見た色味と実物の色味の印象が多少異なって見えることがあります。どうぞ予めご了承ください。