戦艦大和の設計に携わった東京帝国大学工学博士、濵田鉅さんが作られた博士論文かと思われます。 ページは全部で168ページあり、戦艦武蔵のページもあります。全て青焼き印刷されています。

主なページ

・戦艦大和一般配置図
(側面、甲板平面、中央断面図、防御配置図、弾火薬庫配置図]

・木材圧縮試験成績

・戦艦武蔵諸切断並びに盤木配置概要

・戦艦武蔵進水時に於ける第二船台上の圧力分布曲線

・配線要領並びに進水時ベル信号要領

・戦艦武蔵進水工事水圧配管系統図

・海面水位の変化(武蔵)

・長崎港地形

その他、ページ多数。

正式な設計図はこのクラスの軍艦だと数千枚にのぼり、敗戦後に全て焼却処分されていると思いますので、こちらは学術論文として運良く処分を免れたのではないでしょうか。戦後の大和の資料は現存しないと云われておりますので貴重な一品だと思います。

軍艦全体の各配置図や寸法、使用する材料の強度や推力、浮力などの力学的な計算式、など事細かく書かれており、造船のエンジニアでなもい限り全く内容がわかりません。 使用されている文字は全てカタカナと旧漢字なのでおそらく戦前のものだと思われます。 数カ所に破れがありますがページの欠損はありません。全体的に良好な
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